クレーン走行梁のたわみ制限
鉄骨造の工場等で、
クレーンを設置する場合には、
クレーン走行ばり
(ランウェイガーダー)に対する
たわみ制限を考慮する必要がアリマス。


その様な場合に
参考とするのは、
日本建築学会
「鋼構造設計規準―許容応力度設計法
この書籍の10章解説
10.1(2)クレーン走行ばり
ココで
3つの区分に対して、
たわみ制限値が設定されています。
クレーンの種類として、
・軽微なクレーン
・一般クレーン
・製鉄・製鋼用クレーン等
クレーンの走行速度
・60m/min以下
・90m/min以下
・90m/min以上
これらの設計条件によって、
制限値を判断するかと思います。。。

この内、
『一般クレーン』とは・・・
2本のクレーン走行梁に
クレーンガーダーを渡し、
これに沿って動くトロリーを有している
通常の天井走行クレーンと定義されています。
『軽微なクレーン』とは・・・
上記の一般クレーンよりも
簡易な構造のものと定義されています。
これらの判断には、
クレーン用語を理解しておく必要がアリマス。
(規準書の解説だけでは、チョッと分かりづらいデス

ソコで
参考となるHPを
メモとして残しておく事としました。
●CRANE-CLUB
URL:http://www.crane-club.com/index.html
「クレーンの用語」
参考URL:http://www.crane-club.com/study/crane/wording.html
ココで見ていると
トロリーとは、
荷を吊ってガーダを移動する台車とされています。
大抵の場合は、
これを有しているケースが多いので、
一般クレーンのたわみ制限値で
クレーン走行ばりの検討する事がほとんどです。。

一方で、
軽微なクレーンが
それ以外を指すのであれば、
「ホイスト式天井クレーン」
参考URL:http://www.crane-club.com/study/crane/ceiling.html
コチラが
軽微なモノとして該当すると
いったところでしょうか。。。

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