鋼管柱を試算する時は要注意!
チョッと試算をして…
鉄骨造の
間柱などを仮定したりする時のオハナシですが、、、
鋼管の場合は、
許容曲げ応力度 fb の値は、
許容引張応力度 ft の値を採用して良い。
…とされています。


その理由は、
●日本建築学会
「鋼構造設計規準―許容応力度設計法
5.1(4)の解説にあるとおり、
矩形中空断面の部材では
横座屈のおそれがないことによるわけです。
ココは、
マァ良いとして、
柱の場合には、
自重も含めて
圧縮力が作用しているので、
許容圧縮応力度 fc に対しての検討も必要になるワケです。。。
(組合せ応力のチェックも要りますし。)
・・・ガッ、

圧縮を考える場合には、
部材の座屈に対する影響を考慮する事が
ケッコウ重要になります。
しかし、
試算程度で
電卓を使ってあたっていると
ウッカリ、fb=ft としているので、
ついつい、急いでしまって、
fc=ft
これでミテしまって、
後で精算してまとめる段階になって、
オヤッ



コウなる時が
たま~にあったりします。
横座屈と
座屈は違う現象だから
扱いも違う

キチンと認識しておかないから
こういう
ウッカリをしてしまう時があるのでしょうね。。。

反省しなければ...

・・・というワケで
・・・見直ししないとイケなくなるのでした
(グスッ

くれぐれも
ご注意

っていうのは、
我が身に付けないと
イケないことなのですけれど

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